四字熟語_漢字検定1級レベル_熟語の読み方-2

激しく驚いて呆れること。 「瞠目」は大きく目を開いて見るということから、驚くこと。 「結舌」は舌を結ぶという意味から、舌が動かなくなって、声も出ない様子。

壁のような険しい崖が高く立っていること。 または、仏教語で真理を得るための道のりが非常に険しいことのたとえ。 「仞」は古代中国の高さや深さをあらわす単位のこと。

激怒する様子。 「眥裂」は眼を大きく見開くこと。 「髪指」は髪の毛が逆立つこと。

心が広く穏やかな人は、体も大きく落ち着いて見えるということ。 「心広」は心が大きく広いこと。 「体胖」は体が大きくのびのびとしていること。 「心（こころ）広ければ体（たい）胖（ゆた）かなり」とも読む。

様々な種類の美しさがある様子。 「百様」は数多くの種類のものがある様子。 「玲瓏」は宝石のように澄み切っていて美しい様子。または、宝石や金属から出る澄んだ美しい音のこと。

酒に酔って足元が定まらずにふらつくこと。 「酔歩」は酒に酔って歩くときの足取り。 「蹣跚」はふらつきながら歩くこと。

現状に満足せず、学識に磨きをかけて、さらにすぐれた人材になること。 「鏃礪」は矢の先にやじりをつけて、それを研いで鋭くすること。 「括」は弦を受ける矢の部分、矢筈。 「羽」は矢羽。 竹にやじりや矢筈、矢羽をつけて矢を作るという意味から。

非常に珍しいもののたとえ。 伝説上の霊獣の麒麟の角と、鳳凰の嘴という意味から。

自身の損得は考えずに、君主や国家への忠義を尽くすこと。 「匪躬」は自身の損得を考えないこと。

自由を奪われて自分の好きなように生きることが出来ない境遇のたとえ。 籠の中の鳥と檻の中の猿という意味から。 「檻猿籠鳥」ともいう。